明日は7月20日、
私にとって生涯忘れることのない日です。
生まれて初めて憧れたムービー・スター、
ブルース・リー の命日です。
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「死亡遊戯」1978年/香港 ※このポスターを部屋に貼っていました!
今年は没後38年にあたります。
私が11歳のときに「死亡遊戯」が日本で公開されたのですが、
たしか日本中がブルース・リーで大騒ぎしていたことをよく覚えています。
テレビではゴールデンタイムで特番が組まれたり、
「ロードショー」「スクリーン」などの映画専門誌が増刊号を発行したり、
第二次ブルース・リー・ブームでした。
小学生だった私は幼馴染の同級生と一緒に劇場に足を運んだわけですが、
初めて見るブルース・リーのアクションに度肝を抜かれ、心まで奪われました(笑)
「こんな強い男になりたい!」
こんな感情を抱くのは、このときが初めてだったと記憶しています。
それからブルース・リー関連の書籍を買い集め、毎日トレーニングですよ(笑)
腕立て、腹筋はもちろん、鏡の前でポーズ決めたり、
手作りヌンチャクをブンブン振り回していました(恥)
極めつけは拳を鍛えるつもりで、コンクリートの壁に正拳突き! ←バカ!
拳から出血しても、それで強くなれた気がしたから始末に終えません(呆)
後から「死亡遊戯」を見直すとインチキ映画なんですよねぇ。
ブルース・リー本人が登場するのは終盤の10分ちょっとだけ。
あまり似てないソックリさんやチープな合成でごまかして
無理矢理ストーリーを繋いでいるトンデモ映画なんですが、
ブルース・リー本人が登場する最後の10数分ですべてがオッケーになるという
カタルシスを味わうことができる貴重な映画です。
特筆すべきは、リー本人が登場すると映像自体がまったく変わる点です。
空気感、緊張感、そしてスーパースターが持つ独特のオーラが
わかりやすいほど映像から伝わってきます。
これがあるから「死亡遊戯」は好きな映画なんですよねぇ。
そしてブルース・リーの魅力のひとつに姿勢のよさが挙げられます。
ひとつひとつの動き、所作が実に美しい!
これは意識しないと身に付かないことです。
ブルース・リーを知れば知るほど並外れた美意識の高さが伺えます。
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Don't think, feel... (考えるな、感じるんだ)
今ではすっかり有名になった「燃えよドラゴン」の中での台詞。
余計なモノを捨て、余計な考えを持たず、自分を信じろ
という意味です。
シンプルに物事を考える。そして、常に本当の自分でいること。
今の自分の目標とする生き方です。
店長 工藤 睦
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ブルース・リーと私
2011.07.19