本日は久しぶりに最近見た映画のレビューです。
まずは 「127時間」
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自由気ままに生きる青年が、週末に誰にも行き先を告げずに
ロッククライミングを楽しむためにナントカ(忘れました)キャニオンに
出かけるのですが、そこでとんでもない災難に・・・
落石に腕を挟まれて身動きが出来なくなった主人公が最後に取った行動は・・・
という実話を元に映画化したのがこの作品です。
何かと規制の多い実話に加えて、ワンシチュエーションという設定を
ドラマ化するのはかなりの難易度ですが、監督と役者の技量で
見事にエンターテイメントに昇華させています。
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絶望の中で今までの人生を見つめ直し、
すべての事象には原因があることを悟った主人公は生きる覚悟を決めるのですが
正直、最後はスクリーンから目を背けてしまいました。
でも、この映画のスゴイところはこの事件を悲劇として捉えているのではなく、
むしろハッピーエンド的な結末にしているところです。
主人公が実在しているので当たり前なのですが。
主人公を演じたジェームズ・フランコ(スパイダーマンのハリー役)の熱演と
ダニー・ボイル監督の力量がすべての映画です。
大作などではありませんが、見事な小作品でした。
それから、タイトルの「127Hours」が出るシーンはめちゃくちゃカッコよかったです。
次に、昨年劇場公開された 「インセプション」
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昨年、劇場で見たのですが、理解できない部分があり
置いてけぼりをくってしまい、物語を完全に把握することができませんでした。
それでも、この映画の面白さが十分伝わってきたので、改めて見直すことに。
面白い! 面白すぎる!
2回見ることで理解できなかった部分が分かり、
物語に入り込むことができました。
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この映画、見るのに集中力が必要ですが、まちがいなく脳が活性化されます。
そして中毒性を含んだ映画です。
もっと見たくなる映画です。
「ダークナイト」と同じく音楽はハンス・ジマーが担当ですが、
これが見事に効果的です。すばらしい。
鬼才と呼ばれるクリストファー・ノーラン監督ですが、
傑作「ダークナイト」を撮った後に「インセプション」のような映画を撮れるとは驚愕です。
さっそくBDを予約してしまいました(笑)
C・ノーラン監督の次回作はいよいよ「ダークナイト」の続編です。
かなりハードル上がっていますが、今から非常に楽しみです。
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脳が活性化する映画
2011.07.11
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